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画像の容量を小さくする方法

画像の容量が大きくなる理由から、圧縮とリサイズの違い、形式ごとの使い分け、具体的な目標サイズへの合わせ方まで、順番に解説します。

なぜ画像の容量は大きくなるのか

画像の容量は、主に「ピクセル数(解像度)」と「1ピクセルあたりの色情報の記録方法」によって決まります。近年のスマートフォンやデジタルカメラは非常に高い解像度で撮影できるため、1枚あたり数MBから十数MBという写真も珍しくありません。

また、画面に表示するだけであれば必要ないほどの解像度で保存されていることも多く、メールやWebフォームで想定されている容量制限を超えてしまう原因になります。

圧縮とは何か

圧縮とは、画像の見た目の大きさ(縦横のピクセル数)を変えずに、データの記録方法を工夫して容量を減らす処理です。JPGやWebPは、人の目には気づきにくい色の変化を間引く「非可逆圧縮」という方式を採用しており、圧縮率を上げるほど容量は小さくなりますが、画質もその分粗くなります。

一方PNGは、記録方法を工夫するだけで画質を一切落とさない「可逆圧縮」形式です。画質は保たれますが、写真のように色数が多い画像では、非可逆圧縮ほど大きくは容量を減らせません。

品質を下げるとどれだけ容量が減り、画質がどう変わるかは、JPEG品質100〜10の実測比較で確かめられます(同じ検証画像で、品質10では415.8KB、品質100では元の3.27MBより大きい5.40MBになりました)。

リサイズとの違い

リサイズは、画像の縦横のピクセル数自体を小さくする処理です。圧縮が「同じピクセル数のまま記録方法を工夫する」のに対し、リサイズは「ピクセル数そのものを減らす」ため、表示するサイズがもともと小さくてよい場合は、リサイズだけでも容量を大幅に削減できます。

この2つは同時に行うこともできます。たとえばブログのアイキャッチ画像として使う場合、実際の表示幅(例:幅800px程度)までリサイズしてから圧縮すると、画質の劣化を抑えつつ効率よく容量を減らせます。

実測では、長辺6000px・8.62MBの画像を長辺3000px(半分)にすると1.62MBになり、容量は半分ではなく元の約19%まで減りました(リサイズと容量の実測比較)。

JPG・PNG・WebPの違い

JPG(JPEG)は写真向けの非可逆圧縮形式です。容量を大きく減らせますが、透過(背景の透明化)には対応していません。

PNGは画質を落とさない可逆圧縮形式です。ロゴやスクリーンショット、透過画像に向いていますが、写真では容量が大きくなりやすい傾向があります。

WebPはJPG・PNGどちらの用途もカバーできる比較的新しい形式で、同じ画質でもファイルサイズを小さくしやすいのが特徴です。透過にも対応していますが、一部の古いソフトウェアが未対応な場合があります。

迷った場合は、写真はJPGまたはWebP、透過や文字を含む画像はPNGまたはWebPを選ぶとよいでしょう。それぞれの詳しい違いや変換方法は、JPG圧縮・PNG圧縮・WebP変換の各ページでも解説しています。

ただし、どの形式がいちばん軽くなるかは画像の内容によって変わります。当サイトの実測では、写真に近い画像ではJPGがWebPよりわずかに小さく、文字・図形の多い画像では元のPNGより軽くなったのはWebPだけでした(JPG・PNG・WebPの実測比較)。

1MB以下にする方法

フォームの添付制限やメール送信のために「1MB以下にしたい」というケースはよくあります。もとの写真が数MB程度であれば、圧縮率を「標準」〜「高圧縮」にするだけで収まることが多いです。もとの解像度が大きい場合は、幅1000〜1200px程度へのリサイズを組み合わせると届きやすくなります。

手作業で圧縮率を調整するのが手間な場合は、容量を指定して圧縮(1MB)を使うと、目標サイズに収まるよう自動で調整され、届いたかどうかもその場で確認できます。提出先によっては1MBを1,000,000バイトとして判定するため、ぎりぎりで失敗する場合は0.95MBなど少し小さめに指定してください。

500KB以下にする方法

500KBは1MBよりもかなり厳しい制限のため、圧縮率を上げるだけでなく、リサイズも組み合わせる必要があるケースが増えます。画質の劣化がやや大きくなりやすいので、表示に使う用途(Web掲載やメール添付など)であれば気にならない範囲か、結果を確認しながら進めてください。

こちらも容量を指定して圧縮(500KB)を使えば、圧縮とリサイズの調整を自動で行い、届かなかった場合はその旨と対処法が表示されます。

3.27MBの検証画像を実際に指定容量で圧縮したところ、1MBまでは画像の寸法を変えずに収まり、500KBでは2601×1734pxへの縮小が必要でした(500KB・1MB・2MBの実測比較)。

スマホでの方法

スマートフォンのブラウザからそのまま画像を選択し、圧縮・ダウンロードまで完結できます。アプリのインストールは不要です。iPhoneで撮影したHEIC形式の写真は、圧縮ツールでは読み込めないため、先にHEIC→JPG変換でJPGにしてから圧縮してください。

保存先や選び方などの手順は、トップページの「スマートフォンで使う場合」にまとめています。

PCでの方法

パソコンでは、圧縮したい画像ファイルを各ツールページの枠内にドラッグ&ドロップするだけで処理できます。圧縮・リサイズ・形式変換のツールは複数のファイルをまとめて選択でき、2枚以上処理した結果はZIPファイルでまとめてダウンロードできます。

当サイトの無料ツール

ここまでの内容を踏まえて、目的に合わせて次のツールをお使いください。いずれも会員登録不要・無料で、画像はお使いの端末(ブラウザ)内だけで処理されます。

よくある質問

Q. 画質を落とさずに容量だけ小さくすることはできますか?

A. PNGのような可逆圧縮形式であれば画質を落とさずに多少の削減はできますが、写真のように色数が多い画像を大きく圧縮したい場合は、多少の画質低下を伴う非可逆圧縮(JPG・WebP)を使うのが現実的です。用途に応じて許容できる画質とのバランスを選んでください。

Q. 一括で大量の画像を処理したい場合はどうすればよいですか?

A. 圧縮(トップ・容量指定・JPG・PNG・WebP)、リサイズ、画像形式変換は一度に20枚まで、HEIC→JPG変換は10枚まで選べます。2枚以上処理すると、結果をZIPファイルでまとめてダウンロードできます。トリミングと証明写真メーカーは1枚ずつの処理です。

Q. 圧縮した画像の画質を後から元に戻せますか?

A. JPGやWebPのような非可逆圧縮は、間引かれた情報を後から復元することはできません。編集前の元画像は、圧縮とは別の場所に保管しておくことをおすすめします。

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